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平成14年第2回定例会−06月24日-04号

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  1. 姫路市議会 2002-06-24
    平成14年第2回定例会−06月24日-04号


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    最終取得日: 2023-06-11
    平成14年第2回定例会−06月24日-04号平成14年第2回定例会  出 席 議 員 (43人)  1番  北 田   全       23番  榎 本 正 光  2番  今 栄 進 一       24番  八 木 高 明  4番  今 里 朱 美       25番  小 椋 庄 司  5番  宮 本 吉 秀       26番  西 村 智 夫  6番  八 木 隆次郎       28番  山 本 道 人  7番  松 葉 正 晴       29番  藤 本   洋  8番  宮 下 和 也       30番  松 浦   貢  9番  山 崎 陽 介       31番  藤 岡 亮 子 10番  谷 川 真由美       32番  水 野 守 弘 11番  藤 田 洋 子       33番  赤 松 昌 弘 12番  大 脇 和 代       34番  山 下 昌 司 13番  木 村 達 夫       35番  清 水 利 昭 14番  安 田 佳 子       36番  大 倉 俊 已 15番  蔭 山 敏 明       37番  北 野 久 夫 16番  谷 内   敏       38番  井 川 進 善 17番  吉 沢 昌 彦       39番  松 田 貞 夫
    18番  吉 田 善 彦       40番  山 田 敏 夫 19番  増 本 勝 彦       41番  竹 中 隆 一 20番  西 田 啓 一       42番  長 沢 芳 郎 21番  福 本 正 明       43番  灘   隆 彦 22番  桂   隆 司       44番  橘   橘太郎                    45番  中 治 信 夫 ───────────────────────────────            欠 席 議 員 (1人)  3番  杉 本 博 昭 ───────────────────────────────            欠     員 (1人) ───────────────────────────────      事 務 局 職 員 出 席 者  事務局長    今  川     明  次  長    藤  尾  民  夫  議事課長    貫  名  憲  一  議事係長    寺  西     一  主任      上  田  憲  和  主任      三  木  慎  一  主事      竹  田  敏  朗  主事      大  川     毅 ───────────────────────────────      会議に出席した市長、吏員及び委員  市長           堀  川  和  洋  助役           前  田  一  忠  助役           森  田  雅  文  助役           雲  山  覚  雄  収入役          村  中  正  典  代表監査委員       嵯  峨     徹  教育長          高  岡  保  宏  水道事業管理者      白  井  佳  彦  交通事業管理者      志  水  正  幸  企画局長         松  本  健 太 郎  総務局長         森  下  利  晴  市民局長         岡  本  喜  雅  環境局長         藤  田  耕  造  健康福祉局長       河  原  啓  二  産業局長         勝  岡  郁  夫  都市局長         野  本     博  建設局長         内  海     悟  下水道局長        加  藤     勝  消防局長         橋  本  信  昭  環境事業推進本部本部長 高  原  義  久  行財政改革推進本部長   延  川  堅  三  高架事業推進本部長    牛  尾  正  喜 ───────────────────────────────      議 事 日 程 第4日(6月24日(月)) 午前10時開議 〇開    議 日程第1  会議録署名議員の指名 日程第2  議案第56号〜議案第79号 日程第3  請願第82号 日程第4  閉会中継続審査申出の件(請願) 日程第5  常任委員会委員選任の件 日程第6  特別委員会委員選任の件 日程第7  兵庫県市町競輪事務組合議会議員選挙の件 日程第8  兵庫県競馬組合議会議員選挙の件 日程第9  議案第82号 日程第10 議員提出議案第5号 日程第11 議員提出議案第6号及び議員提出議案第7号 日程第12 閉会中継続調査申出の件 〇閉    会 〇議長あいさつ市長あいさつ ───────────────────────────────      議 事 順 序  1 開   議  2 会議録署名議員の指名  3 議案第56号〜議案第79号   (1) 一括上程   (2) 委員長報告   (3) 討  論   (4) 採  決  4 請願第82号   (1) 上  程   (2) 採  決  5 閉会中継続審査申出の件(請願)   (1) 一括上程   (2) 採  決  6 常任委員会委員選任の件  7 特別委員会委員選任の件  8 兵庫県市町競輪事務組合議会議員選挙の件  9 兵庫県競馬組合議会議員選挙の件 10 議案第82号   (1) 上  程   (2) 提案理由説明   (3) 採  決 11 議員提出議案第5号並びに議員提出議案第6号及び議員提出議案第7号
      (1) 一括上程   (2) 提案理由説明   (3) 討  論   (4) 採  決 12 閉会中継続調査申出の件   (1) 一括上程   (2) 採  決 13 閉   会 14 議長あいさつ 15 市長あいさつ           午前9時59分開会 ○灘隆彦 議長   ただいまから本日の会議を開きます。  杉本博昭議員から欠席の届け出がありましたので、ご報告をいたします。  これより日程に入ります。  本日の日程は、お手元に配付しております議事日程に記載のとおりであります。 ────────────────────── △日程第1  会議録署名議員の指名 ○灘隆彦 議長   まず日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、    今 栄 進 一  議員    松 葉 正 晴  議員    藤 田 洋 子  議員  を指名いたします。 ────────────────────── △日程第2  議案第56号〜議案第79号 ○灘隆彦 議長   次に日程第2、議案第56号から議案第79号までをまとめて議題とします。  これより、委員会の審査結果について、委員長口頭報告を求めます。登壇の上、ご報告を願います。  文教常任委員会委員長 小椋庄司議員。 ◎小椋庄司 文教常任委員会委員長  (登壇)  ご報告を申し上げます。  本委員会に付託されました議案について、6月13日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を同意すべきものと決定いたしました。  以下、審査の概要についてご報告申し上げ、議員の皆様の審議のご参考にしていただきたいと存じます。  第1点は、学童保育園事業抜本的見直しについてであります。  本委員会において、本年5月より庁内4局10課にわたり、放課後児童健全育成事業、すなわち、学童保育園事業検討会を発足させたということでありますが、どのような組織構成になっているのか、また、現在の開催状況及び具体的にどのようなことについて、検討しているのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、当該検討会は、企画局政策審議室調整課総務局財政課健康福祉局保健福祉政策課児童福祉課、星の子館、障害福祉課教育委員会総務課、生涯学習課スポーツ振興課青少年課の4局10課で構成しており、開催状況としては、5月15日に第1回目の検討会を開催し、31日に2回目を開催している。  検討課題としては、待機児童の解消について、障害児童への対応について、他施設の利用等施設に対する取り組みについて、運営主体見直しについてなど、現状で改善が必要であると思われる諸課題について検討を行っているとのことでありました。  本委員会といたしましては、学童保育園事業全体を通して十分な検討を重ねられた上で、事業の抜本的な見直しに取り組まれ、本事業の円滑な事業運営が図られるよう要望いたしました。  第2点は、大学生等奨学貸付事業についてであります。  本委員会において、平成14年度に創設された本事業の募集期間が6月3日から21日までとなっているが、今現在の申し込み状況はどうなっているのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、6月12日現在、新1年生が224件、他学年が37件の合計261件の申し込み状況であるとのことでありました。  本委員会といたしましては、募集人数100人に対し、募集期間半ばでもう既に260件を超える応募があるということは、それだけこの奨学貸付事業に対する関心度が高いと思われることから、今後この事業の利用実態を十分精査され、事業拡充について検討されたいことを要望いたしました。  第3点は、学校図書館図書の充実についてであります。  本委員会において、平成14年度の学校図書館図書費の小・中学校への予算配当金額平均値は、前年度と比較してどの程度になっているのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、平成13年度については、小学校1校当たり平均で24万4,000円、中学校は54万6,000円で、予算総額としては2,920万円であった。これに対し、平成14年度は、小学校が29万3,000円、中学校は60万4,000円で、予算総額としては3,360万円となっており、対前年比では15%増になっているとのことでありました。  本委員会といたしましては、学校図書館図書充実のため努力されていることは評価するところでありますが、さらなる充実を図る必要があると考えることから、引き続き学校図書館図書費予算獲得と執行に努められたいことを要望いたしました。  以上のとおりであります。  議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、ご報告を終わります。 ○灘隆彦 議長   厚生常任委員会委員長 木村達夫議員。 ◎木村達夫 厚生常任委員会委員長  (登壇)  ご報告申し上げます。  本委員会に付託されました議案について、6月13日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも原案に同意すべきものと決定いたしました。  以下、審査の概要についてご報告申し上げ、議員の皆さんの審議のご参考に供したいと存じます。  第1点は、議案第62号、網干市民センター耐震補強及び改修工事請負契約の締結についてであります。  この工事は、昭和57年建築の同センターが老朽化したことに伴い、耐震補強及び全面リニューアル改修を行おうとするものであります。  本委員会において、従来からこの種の施設の工事では、施設の運営側工程管理を行う側とが違うために、縦割り行政特有のそごが生じやすく、施設を利用する方からの苦情等があると聞いている。この施設には、支所及び児童センターが併設されているが、関係部局間の縦横の連絡調整は十分に行われているのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、関係部局間の連絡不足から種々の問題が発生しやすいのは十分に認識しており、今回の場合は、市民センターを所管している市民会館館長網干支所長及び工事担当課の三者による意見調整を十分に行った。工事の施工段階においても、この三者による協議、調整を行い、安全でスムーズな工程管理が行えるよう十分に留意し、取り組んでいきたいとのことでありました。  本委員会といたしましては、一般市民から見れば、行政の縦割り構造が起因となり生じる問題や、その解決までに要する時間ほど歯がゆいものはないため、各関係者間で十分な協議を行い、トラブルが生じないよう施工に努められたいことを要望いたしました。  第2点は、議案第63号、広域交流施設建設工事請負契約の締結についてであります。  この工事は、大阪湾フェニックス計画において推進中の神戸沖埋立処分場西播磨地域から廃棄物を搬出するため姫路積出基地が設置されることになったことを機に、大阪湾フェニックスセンター及び西播磨地域4市8町2事務組合が協議し、基地周辺環境整備に資するとともに、環境に関する広域的な交流施設を応分の負担のもとに、本市の公の施設として設置しようとするものであります。  本委員会において、この施設の設置場所住宅地であり、近所の方以外にはわかりにくい場所と思えるが、施設の性格、位置づけについてはどのように考えているのか、また施設の名称については、親しみがあり、かつ、注目度の高いものを検討してほしいが、当局ではどのように考えているのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、この施設は、美化センター下水道管理センター等の施設とともに、小学生の社会見学施設の一環として、またリサイクル教室エコクッキングの開催を通じて女性や高齢者など幅広い層に活用していただきたい、また名称については、現在地元にも投げかけているところであり、指摘された点を踏まえて検討していきたいとのことでありました。  本委員会といたしましては、太陽光発電システム氷蓄熱式空調システム、生ごみ処理機など、時代に即した環境関連設備を備えた施設を建設することから、施設の内容や名称等も十分に検討され、より高い効果が得られるように取り組まれたいことを要望いたしました。  第3点は、本市における一連の社会福祉施設不正事件についてであります。  本市においては、昨年度来、社会福祉施設における不正事件が続発し、福祉に対する市民の信頼が失われつつあります。  本委員会において、理事等の資質の問題も大いに関係しているとは思われるが、理事会自体形骸化しているように感じる。行政が社会福祉法人に対しての関与を強め、指導、監督等を行うべきではないのかとの意見がなされました。  当局の答弁によりますと、一連の事件を調査していく過程において、社会福祉法人の理事の自覚が乏しいという面が明らかになった。市内に存在する60弱の社会福祉法人すべてに対し直接的な関与は物理的に不可能だが、今後は、法人に任せきりにするのではなく、できるだけ行政が積極的に関与していきたいとのことでありました。  本委員会といたしましては、施設の理事の資質向上を図る目的で、理事を対象とした研修会等の開催を検討し、また、理事会等機能強化を図る目的で理事会運営に関するチェックリストを作成し、それに基づいた理事会運営を行うなど、理事会形骸化を防止する策を講じ、徹底した施設管理が行えるような手段を調査研究されたいことを要望いたしました。  以上のとおりであります。  議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○灘隆彦 議長   経済企業常任委員会委員長 八木高明議員。 ◎八木高明 経済企業常任委員会委員長  (登壇)  ご報告申し上げます。  本委員会に付託されました議案について、6月13日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、原案を可決すべきものと決定いたしました。  以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆さんの審議のご参考にしていただきたいと存じます。  まず第1点は、議案第76号、水道事故に係る損害賠償額の決定についてであります。  この事故は、水道の開栓作業により起きた水漏れによるあふれた水が床下を通じて相手方宅に流れ込み、相手方宅の床、壁及び電気器具等を損傷させたものであります。  委員会において、今後どのような再発防止策を講じるのかとの質問がなされました。  当局の説明によりますと、開栓作業時に現場で相手方の立ち会いを求め、家の水道蛇口がすべて閉じていることを確認するといったこれまでの事故防止策の徹底を図るとともに、作業マニュアル見直しを行いたいとのことでありました。  本委員会といたしましては、今回の事件発生には、職員のなれや気の緩みが大きく関与していると考えられることから、水道局全職員に対して、改めて水道事業者としての意識改革事故防止策の徹底を図られたいことを強く要望しました。また、篠山市のような水道水汚染事故を防ぐため、姫路市においても浄水場等監視体制を今まで以上に強化されたいことを要望いたしました。  第2点は、西北部活性化事業における交流ゾーンでの施設整備についてであります。  西北部活性化事業は、自然、交流、歴史の三つのゾーンを設定し、順次事業化を図る計画であり、中心的な役割を担う交流ゾーンには、温浴施設を計画し、平成18年度の完成を目指しているものであります。  当局の説明によりますと、交流ゾーンについては、中核施設として温浴施設を設け、あわせて地場産物の販売所、貸し農園などを整備したいと考えている。今後は、泉源の掘削に伴い、地元自治会掘削地土地所有者への説明、温泉法に基づく県知事の許可等について検討したいとのことでありました。  本委員会といたしましては、交流ゾーン施設整備に当たっては、地域の活性化を図る観点から、地元の意見を反映するとともに、訪れた人が、いつでも、何度でも利用したいと思えるような魅力ある施設にされたいこと、また、国からの補助制度についても最大限活用されたいことを要望いたしました。  第3点は、工場立地促進制度周知徹底についてであります。  平成14年第1回定例会において、姫路市工場立地促進条例の一部を改正する条例が可決され、本市への企業誘致を促進するため、各種の優遇措置見直しを行ったところであります。  本委員会において、改正した工場立地促進条例をどのように企業に周知しているのかとの質問がなされました。
     当局の説明によりますと、工場立地促進条例については、姫路市のホームページ、パンフレット、イベント会場等で周知を行っており、今後姫路市の工場立地促進制度を紹介する企業立地ガイドを作成し、全国の企業に送付するとともに、企業訪問も行いたいとのことでありました。  本委員会といたしましては、新企業の立地や促進、既存企業の拡充を推進するため、より一層のPR活動をされたいことを要望いたしました。  以上のとおりであります。  議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜わりますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○灘隆彦 議長   建設常任委員会委員長 増本勝彦議員。 ◎増本勝彦 建設常任委員会委員長  (登壇)  ご報告申し上げます。  本委員会に付託されました議案について、6月14日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。  以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆様の審議のご参考にしていただきたいと存じます。  本委員会におきまして論議の中心となりました事項は、議案第57号、姫路市地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例についてであります。  地区計画とは、将来の地区のあり方について住民みんなが話し合い、地区内に建てられる建物の用途や大きさなどを定め、そのルールに基づいて魅力的なまちづくりを進める制度であります。  委員会において、地区計画対象区域及び内容はどのようにして決めるのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、対象区域については、開発等を行った方から地区計画を定めたいという申し出がある場合や、開発等が行われたときに行政側から住民に地区計画について紹介し、誘導していく場合があり、開発等が行われた区域がそのまま対象区域となることが多い。計画内容については、計画区域内に土地を所有する地権者の話し合いで決まるもので、当該地区内での説明会や計画の素案と本案の2回にわたって住民の縦覧に供することによって合意形成を図り、決定しているとのことでありました。  本委員会といたしましては、一つに、地区計画対象区域に隣接する地域で、対象区域と一体的となる地区に対しても、同計画についての周知に努め、その住民の合意が得られるのであれば、対象区域に加えることも視野に入れたまちづくりに取り組まれたいこと、二つに、地区計画を立てる段階で、その制度の趣旨や将来的に予想される課題について十分に理解してもらえるように住民に対してより詳しい説明をされたいこと、三つに、住民の財産の利用方法について大きな変更を伴う条例改正が行われた場合には、その内容を周知徹底されたいことを要望いたしました。  以上のとおりであります。  議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○灘隆彦 議長   総務常任委員会委員長 榎本正光議員。 ◎榎本正光 総務常任委員会委員長  (登壇)  ご報告申し上げます。  本委員会に付託されました議案について、6月14日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決、同意、または承認すべきものと決定いたしました。  以下、審査の概要についてご報告申し上げ、議員の皆さんの審議のご参考に供したいと存じます。  まず第1点は、議案第60号、姫路市消防団員退職報償金支給条例の一部を改正する条例についてであります。  委員会において、消防団員退職報償金支給額を階級、勤務年数にかかわらず一律4,000円、平均して1.39%引き上げるとのことであるが、何か根拠があるのか、また退職報償金支給額は、中核市類似都市と比較してどうなのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、消防団員退職報償金支給条例の改正は、政令の改正に伴い毎年行っている。国から示された条例の準則に従っており、引き上げ率は毎年同じ程度である。  退職報償金は、全国の市町村が掛金をしている基金から出ているので、各市町村によって差はないとのことでありました。  本委員会といたしましては、消防団員の定年制の実施等消防団活性化に取り組まれていることは評価するところでありますが、今後は、退職報償金を初めとする消防団員処遇改善について、予算措置を含め、これまで以上に積極的に取り組まれたいことを要望いたしました。  また、消防団員に係る退職報償金公務災害補償制度等の変更があった場合は、わかりやすい資料等消防団員に周知されたいことを要望いたしました。  第2点は、電子入札制度早期導入についてであります。  姫路市においては、電子市役所の一環として、電子入札制度の導入に向けて、本年度から第1歩を踏み出したところであり、本年4月からホームページ工事発注予定を公表しています。  当局の説明によりますと、現在、国や他都市の手法を分析し、姫路市の実態にはどのような電子入札制度の形が合うのか研究中であり、今後、入札参加者や入札結果をホームページで公表する方向で検討しているとのことでありました。  本委員会といたしましては、電子入札制度は、入札の透明性公平性競争性を高めるための大変有効な手段の一つであること、また既に電子入札制度を全面的に導入して効果を上げている横須賀市の実績もあることから、その導入を急がれたいことを改めて要望いたしました。  第3点は、城周辺整備事務所跡の利用についてであります。  当局の説明によりますと、事務所跡の利用については、この4月以降、庁内の関係部局を集め、観光的な施設を一つのテーマとして、具体的にどういうものにしていくか検討中であり、早く内部の意思決定をしたいとのことでありました。  本委員会といたしましては、城周辺整備事務所跡は、市内中心部に残る数少ない1等地であることから、1日も早く有効利用されたいことを要望いたしました。  以上のとおりであります。  議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○灘隆彦 議長   以上で委員長口頭報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  ご発言はございませんか。 (「なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご発言がありませんので、質疑を終了します。  これより討論に入ります。  発言の通告に基づき指名いたします。  10番 谷川真由美議員。 ◆谷川真由美 議員   日本共産党議員団を代表して、討論を行います。議員の皆さんのご理解とご賛同をよろしくお願いします。  議案第56号、姫路市市税条例の一部を改正する条例について反対します。  この議案は、国において地方税法が改定され、それに伴う改正です。国の改定によって、特別土地保有税の徴収猶予制度の拡大や個人住民税における土地等の譲渡益に対する9%税率の廃止も行われました。また証券業界からの要望により、株式譲渡益に係る個人住民税の申告不要の特例が創設されます。さらに、申告分離課税の見直しと、長期保有上場株式等に係る特別措置がとられています。これらの措置によって、ほとんどの個人株主は非課税となります。  長引く不況の中で、大規模土地所有者や高額所得者などの一部の人が減税の恩恵に授かります。今求められているのは、多くの国民が減税の対象となる税制改革です。  よって、この議案に反対します。議員の皆さんのご再考をよろしくお願いします。 ○灘隆彦 議長   以上で発言が終わりましたので、討論を終了します。  これより採決に入ります。  まず議案第57号から議案第79号まで、以上23件をまとめて採決します。  本件は、委員長の報告どおり可決、同意または承認することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって、本件は、原案のとおり可決、同意または承認されました。  次に、議案第56号について採決します。  本件は、委員長報告のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。 (起  立) ○灘隆彦 議長   起立多数であります。  よって、本件は、原案のとおり可決されました。 ────────────────────── △日程第3  請願第82号 ○灘隆彦 議長   次に日程第3、委員会審査の終了しました請願第82号を議題とします。  所管の委員会委員長から、お手元に配付のとおり、審査結果の報告書が提出されております。  お諮りをいたします。  本件に対する委員長口頭報告は省略したいと思います。  これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  ご発言はございませんか。 (「なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご発言がありませんので、質疑を終了します。  これより討論に入ります。  発言の通告がありませんので、討論を終了します。  これより採決に入ります。  請願第82号、義務教育費国庫負担制度の堅持と第7次公立義務教育諸学校教職員配置改善計画の早期完了を求めることについてを採決します。  本件は、委員長報告のとおり採択し、要望書を関係先へ送付することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって、本件は採択し、要望書を関係先へ送付することに決しました。
    ────────────────────── △日程第4  閉会中継続審査申出の件 ○灘隆彦 議長   次に日程第4、閉会中継続審査申出の件を議題とします。  お諮りをいたします。  請願第77号、請願第79号、請願第80号、請願第81号、以上4件については、引き続き閉会中の継続審査とすることにしたいと思います。  これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。 ────────────────────── △日程第5  常任委員会委員選任の件 ○灘隆彦 議長   次に日程第5、常任委員会委員選任の件を議題といたします。  これより、常任委員会委員の選任を行います。  委員会条例第7条第1項の規定により、議長から指名をいたします。事務局長にその氏名を朗読させます。  今川事務局長。 ◎今川明 事務局長   命によりまして朗読いたします。  総務常任委員会委員  清水利昭 議員 大倉俊已 議員 灘 隆彦 議員  谷内 敏 議員 山下昌司 議員 木村達夫 議員  増本勝彦 議員 大脇和代 議員 以上8人  文教常任委員会委員  今里朱美 議員 宮本吉秀 議員 中治信夫 議員  八木隆次郎 議員 蔭山敏明 議員 山崎陽介 議員  藤岡亮子 議員 西田啓一 議員 谷川真由美 議員  以上9人  厚生常任委員会委員  杉本博昭 議員 桂 隆司 議員 八木高明 議員  竹中隆一 議員 小椋庄司 議員 赤松昌弘 議員  水野守弘 議員 今栄進一 議員 藤本 洋 議員  以上9人  経済企業常任委員会委員  吉沢昌彦 議員 北野久夫 議員 山田敏夫 議員  長沢芳郎 議員 西村智夫 議員 宮下和也 議員  山本道人 議員 福本正明 議員 藤田洋子 議員  以上9人  建設常任委員会委員  吉田善彦 議員 榎本正光 議員 橘橘太郎 議員  松葉正晴 議員 安田佳子 議員 井川進善 議員  松田貞夫 議員 松浦 貢 議員 北田 全 議員  以上9人  以上でございます。 ○灘隆彦 議長   ただいま指名いたしましたとおり、常任委員会委員を選任することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名しましたとおり、常任委員会委員を選任することに決しました。  後ほど、委員会を開催の上、正・副委員長を選任され、議長までご報告願います。 ────────────────────── △日程第6  特別委員会委員選任の件 ○灘隆彦 議長   次に日程第6、特別委員会委員選任の件を議題といたします。  この際、お諮りをいたします。  行財政改革特別委員会の委員の定数を15人から14人に変更したいと思います。  これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。  これより特別委員会委員の選任を行います。  委員会条例第7条第1項の規定により、議長から指名をいたします。  事務局長にその氏名を朗読させます。  今川事務局長。 ◎今川明 事務局長   命によりまして朗読いたします。  鉄道高架対策特別委員会委員  今里朱美 議員 吉田善彦 議員 榎本正光 議員  清水利昭 議員 橘橘太郎 議員 中治信夫 議員  蔭山敏明 議員 谷内 敏 議員 西村智夫 議員  山崎陽介 議員 山本道人 議員 増本勝彦 議員  福本正明 議員 谷川真由美 議員 大脇和代 議員  以上15人  行財政改革特別委員会委員  吉沢昌彦 議員 大倉俊已 議員 北野久夫 議員  山田敏夫 議員 灘 隆彦 議員 松葉正晴 議員  小椋庄司 議員 木村達夫 議員 藤岡亮子 議員  今栄進一 議員 松田貞夫 議員 藤本 洋 議員  藤田洋子 議員 北田 全 議員  以上14人  新最終処分場建設調査特別委員会委員  杉本博昭 議員 宮本吉秀 議員 桂 隆司 議員  八木高明 議員 竹中隆一 議員 長沢芳郎 議員  八木隆次郎 議員 赤松昌弘 議員 山下昌司 議員  宮下和也 議員 安田佳子 議員 水野守弘 議員  西田啓一 議員 井川進善 議員 松浦 貢 議員
     以上15人  以上でございます。 ○灘隆彦 議長   ただいま指名しましたとおり、特別委員会委員を選任することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名しましたとおり、特別委員会委員を選任することに決しました。  後ほど、委員会を開催の上、正・副委員長を選任され、議長までご報告願います。 ────────────────────── △日程第7  兵庫県市町競輪事務組合議会議員選挙の件 ○灘隆彦 議長   次に日程第7、兵庫県市町競輪事務組合議会議員の選挙を行います。  お諮りをいたします。  この選挙の方法は、指名推選によりたいと思います。  これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって、指名推選によることに決しました。  お諮りをいたします。  指名の方法については、議長において指名することにしたいと思います。  これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって議長において、藤岡亮子議員を指名いたします。  これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名しました藤岡亮子議員が、当選人と決定いたしました。 ────────────────────── △日程第8  兵庫県競馬組合議会議員選挙の件 ○灘隆彦 議長   次に日程第8、兵庫県競馬組合議会議員の選挙を行います。  お諮りをいたします。  この選挙の方法は、指名推選によりたいと思います。  これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって、指名推選によることに決しました。  お諮りをいたします。  指名の方法については、議長において指名することにしたいと思います。  これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって議長において、清水利昭議員、八木高明議員を指名いたします。  これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名しました清水利昭議員、八木高明議員が当選人と決定しました。 ────────────────────── △日程第9  議案第82号 ○灘隆彦 議長   次に日程第9、議案第82号を議題とします。  これより理事者に提案理由の説明を求めます。  前田助役。 ◎前田一忠 助役  (登壇)  ただいま上程されました議案のご説明を申し上げます。  議案第82号、教育委員会委員の任命につきましては、教育委員会委員藤森春樹氏の任期が今月30日をもって満了いたしますので、適任と認める同氏を再任しようとするものでございます。  以上、簡単でございますが、議案の説明を終わります。何とぞよろしくご審議くださいまして、原案にご議決をくださいますようお願いを申し上げます。 ○灘隆彦 議長   以上で提案理由の説明は終わりました。  お諮りをいたします。  本件については、議事の順序を省略し、これより直ちに採決に入りたいと思います。  これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。  これより採決に入ります。  議案第82号、教育委員会委員の任命についてを採決します。  本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。 (起  立) ○灘隆彦 議長   起立総員であります。  よって、本件は、原案のとおり同意されました。 ────────────────────── △日程第10  議員提出議案第5号 △日程第11
     議員提出議案第6号及び議員提出議案第7号 ○灘隆彦 議長   次に日程第10、議員提出議案第5号、並びに日程第11、議提提出議案第6号及び議員提出議案第7号をまとめて議題といたします。  これより、提出者に提案理由の説明を求めます。  登壇の上、ご発言を願います。  まず議員提出議案第5号について、22番 桂 隆司議員。 ◎桂隆司 議員  (登壇)  ただいま上程されました議員提出議案第5号、農業委員会委員の推薦について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。  本議案は、来る7月31日をもちまして農業委員会委員の任期が満了となりますので、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定に基づく議会推薦委員として、皆さんのお手元に配付しておりますとおり、今里朱美議員、橘橘太郎議員、宮本吉秀議員、大脇和代議員、福本正明議員を適任者と認めて推薦しようとするものであります。  各議員におかれましては、本提案によろしくご賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○灘隆彦 議長   次に、議員提出議案第6号について、23番 榎本正光議員。 ◎榎本正光 議員  (登壇)  ただいま上程されました議員提出議案第6号、有事法制関連3法案について、地方の意見を尊重した慎重審議を求める意見書について、提出者を代表いたしまして、提案理由を説明申し上げます。  小泉内閣は、武力攻撃事態法案等有事法制関連3法案を国会に提出しています。この法案は、国家がどう防衛力を使うのかという「文民統制の根幹」にかかわるものであります。  我が国に対する武力攻撃に対して、国民の生命、財産や国土を守ることは、国家の基本的な責務であり、平事から万全な危機管理体制を整備し、適切な対応をとり得る法整備を行うことは、政治の重要な責務であります。しかしながら、この法案においては、内閣総理大臣の地方公共団体に対する「指示権」、「代執行権」や、国民の主権の制限などについては、現在のところ、想定されるケースやそれに応じる具体的な内容が明らかになっていません。これらの点についても、国会の場で十分時間をかけ、議論が尽くされることが必要であると考えます。  よって、姫路市議会は、有事法制関連3法案を今国会で強制的に成立させることのないように、さまざまな角度から十分に国民に対して説明するとともに、地方自治体等の意見を尊重することなど、慎重審議することを強く求めるものであります。  以上のとおりであります。  議員の皆さんにおかれましては、本提案によろしくご賛同賜りますようお願い申し上げて、提案理由の説明を終わります。 ○灘隆彦 議長   次に、議員提出議案第7号について、19番 増本勝彦議員。 ◎増本勝彦 議員  (登壇)  ただいま上程されました議員提出議案第7号、道路整備の促進と事業費の確保に関する意見書について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。  道路は、最近の急激な少子・高齢化、情報化等経済社会情勢の構造変化の中で、暮らしの利便性、安心性、快適性向上のため最も重要な生活基盤施設として多様な役割を期待されております。  とりわけ、姫路市におきましては、「安全で安心して快適に暮らせる心かよう交流都市・姫路」の実現を目指して、広域交流と物流効率化の支援、沿道環境の改善と少子・高齢化社会に対応した生活空間の形成、IT社会を支える基盤の形成など、計画性を持って着実に整備を進めておりますが、活力ある地域づくりを推進し、播磨地域の中核市として近隣地域全体の発展を実現するためにも、今後とも道路整備を計画的・体系的に進める必要があります。  現在、道路特定財源の見直しが閣議決定されるとともに、道路特定財源の道路目的以外への使途拡大や一般財源化の検討が行われようとしておりますが、国民が真に求める道路整備促進のための新たな道路整備5カ年計画を策定し、道路特定財源を堅持するとともに、地域の声を反映させた着実な道路整備をなお一層促進することを強く要望するものであります。  以上のとおりであります。  議員の皆さんにおかれましては、本提案によろしくご賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○灘隆彦 議長   以上で提案理由の説明は終わりました。  まず日程第10、議員提出議案第5号について、この際お諮りをいたします。  本件については、議事の順序を省略し、これより直ちに採決に入りたいと思います。  これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。  これより採決に入ります。  議員提出議案第5号、農業委員会委員の推薦についてを採決いたします。  本件は、原案のとおり推薦することに賛成の皆さんの起立を求めます。 (起  立) ○灘隆彦 議長   起立総員であります。  よって、本件は、原案のとおり推薦することに決しました。  次に日程第11、議員提出議案第6号及び議員提出議案第7号について、これより質疑に入ります。  ご発言はございませんか。 (「なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご発言がありませんので、質疑を終了します。  この際、お諮りをいたします。  本件については、委員会付託を省略したいと思います。  これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。  これより討論に入ります。  ご発言はございませんか。  10番 谷川真由美議員。 ◆谷川真由美 議員   ただいま上程されました議員提出議案第7号、道路整備の促進と事業費の確保に関する意見書について、日本共産党議員団を代表して、反対の立場から討論します。議員の皆さんのご理解とご賛同をよろしくお願いします。  反対理由の第1は、道路特定財源の制度維持そのものに反対だからです。道路特定財源の仕組みが、国、地方合わせて6兆円の税金を道路建設だけに限定し、不要不急の道路建設が膨れ上がっています。揮発油税、自動車重量税などの特定財源化をきっぱりと廃止し、一般財源化すべきです。  理由の第2は、国の無制限なモータリーゼーション、高速幹線道路優先の道路政策によって、過密過疎を激しくさせています。さらには、交通事故、交通公害を多発させ、地方公営企業の赤字や公共交通機関の衰退を招き、住民の足を奪っています。私たちは、住民の足を守り、生活のための地域道路網の整備は必要と考えています。また、地域のつり合いのとれた発展、安全と効率、エネルギーの浪費抑制などの総合的な見地から、住民本位の合理的、総合的な交通運輸体系をつくることが大切と考えています。道路、鉄道、空港など、バランスのとれた交通体系を確立してこそ、住民の足としての交通機関を発展させることができると考えます。  よって、この意見書に反対します。議員の皆さんのご再考をお願いして、討論を終わります。 ○灘隆彦 議長   以上でご発言が終わりましたので、これで討論を終了します。  これより採決に入ります。  議員提出議案第6号、有事法制関連3法案について地方の意見を尊重した慎重審議を求める意見書についてを採決します。  本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。 (起  立) ○灘隆彦 議長   起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議員提出議案第7号、道路整備の促進と事業費の確保に関する意見書についてを採決します。  本件は原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。 (起  立) ○灘隆彦 議長   起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── △日程第12  閉会中継続調査申出の件 ○灘隆彦 議長   次に日程第12、閉会中継続調査申出の件を議題とします。  お手元に配付の継続調査事項一覧表のとおり、各委員会から閉会中継続審査の申し出がありました。  お諮りをいたします。  本申し出のとおり、閉会中も引き続き継続調査を行うことにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。 ────────────────────── ○灘隆彦 議長   以上で本日の日程は終了いたしました。  この際、今月末をもって退任される森田助役からごあいさつを受けることにします。
     森田助役。 ◎森田雅文 助役  (登壇)  助役退任をこの月末に控えまして、一言ごあいさつ申し上げます。  本日、市議会本会議場におきまして退任のあいさつをさせていただきますことをまことに光栄に存じますとともに、心から感謝申し上げます。  私は、平成11年4月1日付で技術審議官兼都市局長として姫路市に奉職いたしまして、2カ月後の6月17日に姫路市助役という大役を仰せつかりまして、今日までの約3年間、微力ながら無事に務めさせていただくことができました。これもひとえに市議会議員の皆様方を初め、市長、職員の皆さん、そして市民の皆様方のご指導とご協力のたまものと深く感謝申し上げます。  顧みまするに、播磨地域の中核市としてふさわしい都市基盤整備を強力に推進し、安全で安心して快適に暮らせるまちづくりに取り組んでおられる堀川市長のもとで、大変微力ではございますが、鉄道高架事業、キャスティ21計画、城周辺整備事業などを初めとするプロジェクトに参加することができましたことは、私にとりまして何事にもかえだかい経験となりました。  いまだ多くの課題が残っている中で退任となりますのは甚だ心残りではございますが、姫路市が今後ますます発展を遂げられるものと確信いたしております。私の姫路での経験は、私自身の人生の中でも大きな財産として残るものと思います。これまで皆様方に賜りましたご厚情に対しまして、改めて深く感謝申し上げる次第でございます。  最後に、姫路市の今後のさらなる発展と、皆様方のご健勝、ご活躍をご祈念申し上げまして、退任のあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手) ○灘隆彦 議長   以上でごあいさつは終わりました。  お諮りをいたします。  本定例会に提出されました案件はすべて審議が終了しましたので、閉会したいと思います。  これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○灘隆彦 議長   ご異議なしと認めます。  よって、平成14年第2回姫路市議会定例会は、これで閉会をいたします。           午前10時55分閉会 ────────────────────── △議長あいさつ灘隆彦 議長   閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  今期定例会には、条例の改正、契約の締結等多くの重要案件が提出されましたが、議員の皆様には、会期中を通じ熱心にご審議をしていただき、本日無事閉会をすることができました。ここに厚く御礼を申し上げますとともに、今後とも議会の活性化、円滑な議会運営にご協力を賜りますようお願いを申し上げ、簡単ながら閉会のごあいさつといたします。どうもありがとうございました。 ────────────────────── △市長あいさつ ◎堀川和洋 市長  (登壇)  閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  議員の皆様方には、6月4日の開会以来、本会議並びに各委員会において、終始熱心かつ慎重にご審議いただき、提出いたしました議案をいずれも可決いただきました。厚くお礼申し上げます。  本会議並びに委員会の審議過程においてちょうだいいたしました数々のご提案、ご要望につきましては、その趣旨を十分に尊重し、可能な限り市政の運営に反映するよう努力してまいりたいと考えております。  今定例会では、議長を初め副議長の改選並びに常任委員等の改選が行われ、新たな体制のもとに議会が運営されることとなりました。議員の皆様方におかれましては、今後とも市政の推進と市民福祉の向上にご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。  最後に、報道関係の皆様方のご協力に感謝申し上げ、閉会のあいさつといたします。ありがとうございました。 ──────────────────────  地方自治法第123条第2項により署名する。   姫路市議会議長 灘       隆   彦   会議録署名議員 今   栄   進   一    同      松   葉   正   晴    同      藤   田   洋   子...